お知らせ
痛くないインフルエンザ検査「nodoca」を導入しました。
痛くないインフルエンザ検査「nodoca」を導入しました。
痛みや苦痛がより少ない医療を提供するため、AI技術を用いたインフルエンザ検査機器「nodoca」を導入しました。
「nodoca」は、日本で初めて厚生労働省が定める「新医療機器」の承認を取得したAI搭載医療機器です。
咽頭内視鏡システムを用いて、専用カメラで撮影した咽頭の画像と問診データをAIで解析、インフルエンザに特徴的な咽頭の所見や症状があるかを判定し、インフルエンザ感染症の診断を行います。
長所:従来の検査(抗原検査)との違いは以下の通り
✓痛くない!(のどの写真を撮るだけ、鼻に綿棒入れません!)
✓早い(検査の待ち時間が短い)
✓発症後、早期検出が可能
①従来のインフルエンザ検査では、鼻の奥に綿棒をいれて、粘膜をこするため、痛みや不快感がありました。nodocaでは、口の中に専用のカメラをいれて咽頭を撮影するだけですので、痛くありません。
②従来の検査は検査結果がでるまで15分ほど待機する必要がありましたが、nodocaでは短時間で判定できます。
③発症12時間以内であっても、従来のインフルエンザ抗原検査キットと比較して高い検出率を示します。実際にnodocaの使用経験の報告では、発熱から2~3時間で検出した例や微熱での検出例もあります。
④検査料は抗原検査と同等
※とくに、痛い検査が苦手なお子さん(適応年齢6歳以上)にとって、負担の少ない検査になります。
もちろん、大人の方も検査対象です。
検査の対象とならない方:6歳未満のお子様
【ご理解いただきたいこと】
◆型の判定不可:インフルエンザウイルスの有無は判定可能ですが、A型かB型かの区別はできません。
◆診断制度:精度は100%ではなく、約80%程度ですが、従来の抗原検査と比べても劣ることはありません。
※コロナも同時に調べる場合は、従来通り迅速検査キットによる鼻咽頭ぬぐい検査となります。
みなさまに安心してご利用いただけるよう、最新の技術を取り入れた診断方法で診療を行っていきたいと思います。ご不明点や心配な点がありましたら、いつでもご相談ください。